基本的に授乳は奨められています。多くの薬はその一部が母乳に移行しますが、薬を内服中の母親が母乳育児を行うことで児にトラブルがおこるという証拠はなく、授乳を控える必要はないと考えられています。ただ、もし児に眠気が強い、筋の緊張が弱い、哺乳力が低下するといった様子がみられるときは、母乳と人工乳を交互に与えるなど、母乳の量を減らす対応が必要となる場合もあります。