はじめて病院を受診される場合には、小さい頃からの病気やケガの情報(母子手帳を含む)、他の病気がある場合にはその詳細についての情報を持って行きます。またアレルギーがあるか、家族や親戚に病気をお持ちの方がいないかもわかる範囲でチェックしておきましょう。
もっとも大切なことは、どのような発作がいつ、どこで、何をしているときにおこったか、その経過はどうであったか、について、可能なかぎりの情報を得ておくことです。診断のほとんどはこの情報に依存しますので、とても重要です。特に自分で発作中のことがわからない場合には、客観的にどのような発作だったのかという情報を集めておきます。可能であれば、発作を目撃したことのある方と一緒に受診しましょう。
すでに診断・治療を受けておられる場合には、主治医の紹介状が大切です。ただどうしても紹介状が入手できない場合には、紹介状に代わる情報を何でも持参しましょう。発作の情報に加えて、現在服用している薬、これまで服用したことのある薬(おくすり手帳)、これまで受けたことのある検査(とその所見)など、わかる範囲で整理しておきましょう。