てんかん情報センター

てんかん情報センター > FAQs > 診断と検査 > 頭蓋内脳波検査について教えてください

Q&A

頭蓋内脳波検査について教えてください

てんかん発作の焦点(源)が頭皮上脳波で特定困難だった場合に有用で、外科的治療を前提とした検査です。開頭術により電極を留置し、2週間程度の脳波記録を行ないます。電極には硬膜下電極(脳表面に留置して脳波を記録)と脳内電極(海馬、扁桃体などの脳深部に留置し、脳波を記録)の2種類あり、複数の電極を組み合わせて記録します。また、この電極を用いて脳の大切な働きを調べる検査(脳機能マッピングや誘発電位、事象関連電位など)を行うこともあります。